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THE SYSTEM OF ALIVE TOUR
北海道厚生年金会館 / 2003・08・01


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昨年末にリリースされたアルバムを引っさげてのw-inds.の2nd tour、川口と仙台、北海道の1日目の公演を終えた8本目。
この日の札幌は花火大会もあるらしく、会場近くの大通り公園もお祭りムード。
会場入りすると、そこには斜幕が張られた舞台と最前列の前には柵がめぐらされているオーケストラピッドという広々とした印象のステージ。
定時を少し押して暗転しただけで大歓声を上げるオーディエンスを前に斜幕に映像が映し出されてライブスタート!

倉庫街に止まったリムジンから純白のスーツに身を包んだ3人が颯爽と降り立ち、建物の中に足を踏み入れるとそこはまるでスペースシップのような近代的な空間に。
歩を進める彼らの見つめる先、白く大きな扉に慶太が手をかざすと真紅の衣装に変化する。
そして斜幕がおとされるとステージの2階部分には、ダンサーを従えた3人の姿が!

「Hi baby!
Don't you know me?
I need "SUPER LOVER" tonight」

ためにためた慶太のセリフでライブスタート。
ステージにはセンター、上手と下手にそれぞれに階段(何故かセンターのみ手摺つき)が据えられ、階下にはバックステージへと抜ける扉が。
そして2階ステージの下部分には、ギター、ベース、ドラム、キーボードのバンドメンバーとコーラスが2名(ちなみに去年は、ギター、ベース、ドラム、キーボード、マニュピレーター、DJと、バックダンサーが8名)のバンドメンバーが配されてた。

6名のダンサーを交えインカムで両手を使って思いきり歌い踊るw-inds.のステージ。
インパクトの強いSUPER LOVERは、ライブのオープニングに相応しい盛り上がり!
そんな大歓声のなかサビで歌詞が危ぶまれる慶太。・・・これもまたご愛嬌(笑)。
曲のエンディングからそのまま「Break down,Build up」の譜割が細かくメタリックなサウンドへ飛ばしてく。

「どうもー、お久しぶりです。龍一です!!」
曲があけると、まずは龍一くんからご挨拶。
順番にセンターの階段下のスペースへドリンク補給を兼ねて順番で後ろへさがる場面もありつつ、ここでは自己紹介のみのシンプルなMCのみ。

3曲目は「♪no one else like you・・・」と絶妙なコーラスワークを響かせて、アコースティックギターの音色に映える慶太の歌声の、「no one else」へ。
この曲のシンプルで印象的な手振りが果てしなく素敵で。
サビの「♪no one else like you・・・」を物憂げな表情を見せて、「♪嘘ついたぼく」で俯いた顔をあげるとぱっと舞う髪が愛らしくて、「♪君の代わりは出来ない」では、指を流す振りが果てしなく可愛くて。
そして2番まで歌ったところで涼平と龍一くんがステージを去り、サビのメロディをアコースティックギターをバックに歌い上げる慶太。
慶太もステージをさがるとリアレンジされたピアノをメインとした間奏パートに。黒シャツに身を包んだ長身のダンサーがアダルトムードを醸し出すダンスを披露し、そのラストに涼平と龍一がブラウン系のノースリーブシャツに白パンツの衣装に変えてステージへ戻ってくる。
さらに遅れて慶太が同素材の長袖シャツで現れて歌いきり、流れる汗が驚異的に艶っぽく感じさせるステージングの「fever」から、穏やかな曲調の「Baby,Mabye」とライブは流れていく。
エンディングでパートを終えた慶太、龍一、涼平の順でバックに下がると、ステージは暗転しレーザー光線のライティングが彩るなか切なげなピアノの音色が響く。
いつかそのメロディが「Because of you」となるとステージの2階部分に黒のスーツに白シャツとハット、という衣装に身を包んだ大人な表情で佇むw-inds.。
慶太のボーカルから入るシリアス極まりないこの場面の歌いだしを慶太がトチル。それも思いっきり(笑)。
でもまぁ・・・こんなw-inds.もご愛嬌。
ちょうど1年程前にリリースされたこのシンプルな手振りのダンスが一転、椅子を使ったダンスパフォーマンスとなり、椅子の背に手を添えて視線を伏せて歌い、時には飛び越えたり、持ち上げたりというこのツアーだけのスペシャルバージョンに大歓声を上げるオーディエンス。
さらにムーディな雰囲気のまま、「I stiil love you」の特徴あるリズムパターンのイントロで曲中ずっとかぶっていたハットを舞台裏へ高く投げ捨ててセンターステージへ降り立ち、シリアスな表情で歌い踊る彼らの大人っぽすぎる雰囲気は、どこか知らない人をみているみたいで、落着かない。
そうして迎えた曲のエンディング。
ダンサーから銀のステッキを受け取った龍一くんがクルクルっとまわして、はじまったのは「Paladox」。
ステッキを使った演出で、ここでもいつもとはちがうダンスで魅了しステッキを手放して、慶太のボーカルだけになるBメロからサビだけいつものダンスとなり、そのあとの間奏の踊りの部分で、上手の階段で涼平、下手の階段を使って龍一くんが2階へ駆け上がり、設置されていた巨大なモニターに飛び込む。
そして慶太が映像のなかの二人とダンスを踊り、最後には慶太もモニターに飛び込んで、モニターの中で3人が踊る映像が映し出される。
閃光が走るとオレンジのつなぎを基調とする衣装へと変化し、やがて再びモニターからそのオレンジの衣装となった終えた3人が飛び出してくるという演出で湧き上がる歓声を受けるメンバー。
眩しいほどの光が溢れるステージは、ダイナミックに手を振り回す振りがあったりとアグレッシブなダンスをみせる「Find Myself」へと導かれていく。
今年のステージも生バンドを使っていることもあってかなりサウンド的にかなり印象が違っているんだけど、この曲と「fever」が一番それが顕著だったかもしれない。
龍一くん、涼平、慶太の順番でソロダンスに入りそこからモニターに名前を映し出しながらバックダンサーを紹介する間奏パートの楽器隊の演奏がインプロっぽくておもしろい。
そしてここで「ちょりんす・コウジ」が今年もバックダンサーとして参加していたのが発覚した(笑)。
ダンサーのソロダンスから二人づつ組んでの器械体操ばりのコンビネーションへとなり、そのトリに道産子コンビが2階のステージに走りこんできた!
龍一くんの腕を鉄棒のように回転したり、背中をゴロンと涼平が転がったり、とにかく!息の合ったパフォーマンスを披露。
かわいすぎる(笑)!!
そしてラップに入るとステージを飛び降りてオーケストラピッドを駆け抜ける3人は、解き放たれたように嬉しそうな表情をみせた。

3曲目以降、MCもなくぶっ飛ばしてきたステージを終えてようやく一息。
まずは流れる汗をそのままに「もりあがってる?元気なかったからさ、心配だったんだよね。楽しくないのかなー、って・・・」と、煽っているんだか盛り下げているんだか、なんとも微妙な龍一くんのコメント(笑)。
そんな凹まずとも・・・。

ドリンク補給を終えて前に出てきた涼平に、「涼平がステッキとか椅子の演出を考えたんだよね」、と道産子のほのぼの雰囲気のやりとりをしていると、慶太が脈絡もなく「落ちそうなぐらい前にいるんだけど、龍一くん(笑)」と一言。
言われて足元を見つめる龍一くん。素でかわいい(笑)。

札幌に来るのは5月のスパラバ・プロモーション以来ということで3ヶ月ぶりらしく。
龍一「3ヶ月間、俺の部屋のドアすら誰も開けてないと思うんだ。3ヶ月ぶりに家に帰ったら、ペットボトルの紅茶があって、水と紅茶が分離してた。で、ぱんぱんに張れてるの!で、あけたら・・・ぶしゅー!!って。試験管の匂いをかぐように(ゼスチャー付き)すると、「紅茶、紅茶」って」
という置きっぱなし散らかしっぱなしの性格を存分に発揮するエピソードを熱く語る(笑)。
そして締めの言葉が「そんな危険地帯の僕の家」。
・・・で、なんの話だったんだ?

龍一「去年は楽器をやったけど」
涼平「今年は、ひとりひとり違う音楽が好きなわけで、ひとりづつ歌を歌おうと」
そんな前フリで、まずはギターとマイクスタンドが運ばれてきて龍一ステージから。
曲はかのNuno Bettencourtが率いていたEXTREMEの「More Than Words」。
90年代初めにHM/HR界で絶大な人気を誇ったこのバンドが全米1位を獲得したバラードをセレクトした龍一くんが、スツールに座りギターを手にしながら「ひとりでちゃんと歌うのははじめて」と呟くように口にして、傍らの慶太を見やり爪弾きはじめる。
優しい声音のファルセット、閉じた瞳を開けるふとした瞬間が、流れく汗がつたう頬。
・・・こんな龍一くん、はじめてみた。

そして次は慶太。
「Earth Wind & Fire」のバラード曲をバンドメンバーをバックにキーボードで弾き語り。
それは、しみじみと慶太の歌声に聞き惚れる瞬間だった。

エンディングからそのままBackstreet Boysの「Shape of my heart」のイントロへ。
涼平がボーカル、慶太がキーボード、龍一くんがギターをかかえてのバンド演奏となり・・・いい感じに微妙なステージと化していく(笑)。
極めつけは最後のフレーズを慶太が思いっきりトチリ、苦笑い。
あーぁ。
去年の張り詰めた緊張感的なステージではなくなっていたけれど、まだまだ鍛錬が必要なバンド演奏だったね(笑)。

涼平「どうしてこの曲にしたかというと、・・・好きだから!」
龍一「涼平、バックストリートボーイズ好きだよね」
涼平「みんながw-inds.を好きなように」

龍一「バックストリートボーイズってどういう意味?」
涼平「どういう意味?」
龍一「後ろの、道の、男たち?(振り返りながら喋る)」
涼平「裏の道(笑)?」
龍一「アンダーグラウンド?」
涼平「そうかも」
・・・違うって(笑)。
彼らの出身地フロリダ州のオーランドで当時人気のあったフリー・マーケットBACKSTREET MARKETが由来です。

龍一くんが「バックストリートボーイズって長いよね」とグループ名を茶化すと、涼平に窘められる。
そして何を思ったか「"ナイスです!"」をポーズ付で突然披露。
・・・脈絡なくてかなり笑えた(笑)。

そして慶太が「龍一くんのトークがベースの笹本さんがおもしろいらしくて」と、バンドを振り返るといいタイミングで、ベースで流れ始めるマリオのテーマに大喜びの3人(笑)。
Leadのメインコンポーザーがこんなにおちゃめな人だったとは!
「スタッフの中で龍一くんの喋りで、唯一、笑ってくれる人(笑)」という慶太にすがって「そんなこと言わないで〜。さびしいよぉ〜」とむくれる龍一くんが可愛すぎた!!

喋りたおしたMCあけはニュウパラ。
サビのメロディに入る直前に、龍一くんと涼平が手のひらをパシッと叩いちゃって、楽しいやりとりをまじえてのパフォーマンス(笑)。
豪奢なライティングが映えるこの曲のエンディングでは「we say ちょりんす!」の返しを受けて喜ぶ龍一くん。かわいー!
ツアータイトルでもある「THE SYSTEM OF ALIVE」へ。

「生きてく仕組みは、俺たちにはわかるけど、・・・わかんねーや」と意味不明発言の龍一くんに苦笑いで見つめる涼平。
ホントに相変わらずのやりとりだ(笑)。
そして唐突に新曲「Love is message」のリリースを告知をすると、「振りがカンタンだから一緒にやって」と呼びかける。
まずは「Love」の「エルを作る」と、自ら講師を買って出る龍一くん。
でも教えてくれたのは「Love is・・・」の手振りだけで、こんなの教わらなくたってできちゃうよ!って感じのレクチャーでサックリと振り付け講座は終了(笑)。
そうして披露された「Love is message」。
ラジオでオンエアされていたこの曲をいっぱい聴いて覚えてきたけど、実際に彼らが歌って踊っている姿を見つめて聴くと、音源よりもずっとずっと心地よかった。
甘いけど澄んだ歌声の慶太のメロディが、煌めくブルーのライティングに浮かんで光を放ち、広いステージで近い立ち位置で踊っているのも愛らしくて。
サビあけで歌詞が飛んじゃった慶太に笑いかける二人の表情も穏やかなもの。
やっぱりこういう透明感あるサウンドや、飾らない言葉で気持ち伝えるメロディがw-inds.にはよく似合う。

龍一「心がきゅーんってするでしょ」
そして、切ない気持ちをそんな風にストレートに表現できる龍一くんが素敵。

そうして紆余曲折がありながらも(笑)、無事にエンディングを迎えようとしているステージ。
マイクスタンドがセッティングされて「SOMEHOW」から、ラストは「This Time」を瞬く星空をイメージさせるステージで、切々と歌い上げた。

アンコールの声に応えて再登場してきた彼らは、ツアーのTシャツにGパンといったラフな服装。
そして慶太は長袖。・・・こだわるねー。
軽快なリズムの「Forever Memories」を笑顔で駆け抜けるステージ上のモニターにはストリートライブ時代の映像からスパラバまでのダイジェスト映像が映し出され、可愛らしいデビュー当時の彼らに大歓声が上がる。
そして大ラスは「Show me your style」。
前のツアーでもダンサーとのコンビネーションワークに力を入れていたこの曲、今回も涼平と龍一くんのバトルあり、ダンサーに背中を支えられてクルリと回転したり、手のひらを蹴って飛び上がりながら肩車してもらったりと豪快なパフォーマンス満載。
技のたびに歓声が上がり、大盛り上がりのオーディエンスに銀テープが放たれてライブは終了。

バンドメンバーの紹介の後、ダンサー陣を呼び込んで全員でカーテンコール。
「また来るから!ホントにありがとうございます。2階の人とか次は前のほうで盛り上がろうよ」と嬉しいことを言う龍一くんは、「次はきっと、顎がとれるくらい凄いから」と叫んでいる。
龍一くんの意味不明発言の数々を笑ってあしらう涼平と、慶太はといえば、バックで流れているインストの「Love is message」にあわせてくつづさんでいて、楽しそうにしていて余裕ありげな雰囲気がとても良い(笑)。
そして、去り際に「ピース!」とホントにどこの子供だよ?!というぐらいの笑顔でステージを去る龍一くんに改めてホダされた私でした・・・。
合掌。

■ セットリスト ■
01.SUPER LOVER
02.Break Down,Build Up
03.no one else
04.fever
05.Baby Maybe
06.Because of you
07.I still love you
08.Paradox
09.Find Myself
10.MORE THAN WORDS-RYUICHI-
11.After The Love Has Gone-KEITA-
12.Shape Of My Heart-RYOHEI-
13.NEW PARADISE
14.THE SYSTEM OF ALIVE
15.Love is message
16.This Time〜願い〜
En.Forever Memories
En.Show me your style






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